国際図書館連盟(IFLA)、歴史的な建物の図書館への再利用に関する書籍をオープンアクセスで出版予定と発表

2020年8月7日、国際図書館連盟(IFLA)が、歴史的な建物を図書館として再利用することに関する書籍“New Libraries in Old Buildings: The Creative Reuse of Disused Structures”を、2020年にオープンアクセスで出版予定であることを発表しました。

同書は、IFLAの環境・持続可能性と図書館(ENSULIB)に関する専門部会と、図書館建物および設備分科会(Library Buildings and Equipments:LBES)の協力により作成されたものです。

発表の中では、歴史的な建物を図書館として再利用することは、持続可能性だけでなく、魅力的で効率的な図書館のデザインを行う上で有効であることが、同書が扱う事例により示されているとしています。

Can old buildings be turned into libraries? A sneak peek into ENSULIB’s upcoming open access book(IFLA, 2020/8/7)
https://www.ifla.org/node/93231

New Libraries in Old Buildings : The Creative Reuse of Disused Structures(De Gruyter)
https://www.degruyter.com/view/title/570461

参考:
IFLA、限られた財源の中で如何に優れたデザインの図書館を建築するかに関する書籍を刊行
Posted 2016年4月5日
https://current.ndl.go.jp/node/31268

E2080 – 優れたグリーンライブラリーを称えるGreen Library Award
カレントアウェアネス-E No.358 2018.11.22
https://current.ndl.go.jp/e2080