国立アイヌ民族博物館、収蔵図書OPACを公開

2020年7月22日、国立アイヌ民族博物館は、収蔵図書OPACの公開を発表しました。

同館は、北海道白老町にあるアイヌ文化の復興・発展のナショナルセンター「ウポポイ(民族共生象徴空間)」内に所在し、ウポポイ開業と同日の2020年7月12日に開館しました。

同館のライブラリは、アイヌ文化や歴史を取り上げた書籍を中心に、専門的な学術書、世界の先住民族についての本、絵本や写真集、図鑑など、幅広い世代に向けた資料を収蔵しており、収蔵図書OPACにより検索が可能です。資料はライブラリ内での閲覧が可能(貸出は不可)ですが、2020年7月30日時点では新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため閉室しています。

収蔵図書OPACが公開されました(国立アイヌ民族博物館, 2020/7/22)
https://nam.go.jp/topics/%e5%8f%8e%e8%94%b5%e5%9b%b3%e6%9b%b8opac%e3%81%8c%e5%85%ac%e9%96%8b%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/

ライブラリ(国立アイヌ民族博物館)
https://nam.go.jp/exhibition/floor1/#exhibition_library

国立アイヌ民族博物館 ライブラリ
https://www-std01.ufinity.jp/nam_library/
※収蔵図書OPACが利用できます。

ライブラリ閉室のお知らせ(国立アイヌ民族博物館 ライブラリ, 2020/7/12)
https://www-std01.ufinity.jp/nam_library/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=14&comment_flag=1&block_id=317#_317

参考:
アイヌ文化の復興・発展のナショナルセンター「ウポポイ(民族共生象徴空間)」(北海道)が2020年7月12日に開業:空間内の「国立アイヌ民族博物館」も同日に開館
Posted 2020年6月22日
https://current.ndl.go.jp/node/41289

CA1970 – 日本の図書館と先住民族:IFLA2019年アテネ大会先住民分科会でアイヌ民族を取り上げるセッションを組織して / 兎内勇津流, 石原真衣, 亀丸由紀子
カレントアウェアネス No.343 2020年3月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1970