オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、リポジトリにおけるCOVID-19研究成果の利用可能性・発見可能性向上のための推奨事項を公表
2020年5月25日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)は、リポジトリにおけるCOVID-19研究成果の利用可能性・発見可能性向上のための推奨事項を発表しました。
世界中でCOVID-19に関する研究が前例のない速度で進み、リポジトリを通じその成果が発表されている状況を踏まえ、リポジトリ間での協調・相互運用性を高めることが研究成果の利用可能性・発見可能性向上につながるとし、リポジトリに対して3点、リポジトリネットワークに対して4点の推奨事項を示しています。
うち、リポジトリに対する推奨事項には、COVID-19関連資源に対し基本的な推奨メタデータ付与とタグ付けを行うことが含まれており、推奨メタデータ要素計8点もあわせて示しています。
COAR Recommendations for COVID-19 resources in repositories(COAR, 2020/5/25)
https://www.coar-repositories.org/news-updates/covid19-recommendations/
参考:
オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、学術情報流通の多様性の促進を関係コミュニティに呼びかけたペーパーを公開
Posted 2020年5月1日
https://current.ndl.go.jp/node/40881
- 参照(1316)
- 印刷用ページ
類似の記事
- オープンアクセスリポジトリ連合、次世代リポジトリの機能・技術指針を公開
- オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、ユネスコ(UNESCO)が実施する“Global Consultation on Open Science”への回答内容を公開
- オープンアクセスリポジトリ連合、2016/2017年年報を公開
- オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、Plan S準拠状況に関するリポジトリプラットフォームへのアンケート調査結果を公表
- オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、2020年の作業計画として“COAR Strategy 2019-2021 and Work Plan 2020”を発表