オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、2019年度に研究データ作業部会が実施した2件のプロジェクトの活動報告書を公開

2020年5月11日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、同協会の研究データ作業部会が2019年度に実施した2件のプロジェクトの活動報告書を公開したことを発表しました。

報告書「データベースレスキュープロジェクト : 2019年度の活動とレスキュー事例」では、各研究機関において研究者等による管理の継続が難しくなった研究データやデータベースを機関リポジトリへ移行するレスキュー活動等を行う「データベースレスキュープロジェクト」の活動内容が示されています。9つの機関におけるプロジェクトやレスキュー事例が報告されています。

「学認LMSによる研究データ管理に関するオンライン講座試験運用報告書」では、2019年9月から12月に22機関の参加により実施した、国立情報学研究所(NII)の開発による学習管理システム「学認LMS」試験運用プロジェクトの成果等が示されています。また別紙資料として、参加機関からの意見等を取りまとめた「学認LMS試験運用プロジェクト参加機関からの報告(暫定版)」、受講者アンケート結果等を取りまとめた「学認LMSによる研究データ管理に関するオンライン講座の試験運用(受講状況と受講後アンケート結果)」も公開されています。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/
※トップページの「お知らせ」に、2020年5月11日付けのお知らせとして「研究データ作業部会 2019年度活動報告書 を公開しました。」とあります。

研究データ作業部会 2019年度活動報告書 を公開しました。(JPCOAR)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=141#_href_476

データベースレスキュープロジェクト : 2019年度の活動とレスキュー事例(JPCOAR)
http://id.nii.ac.jp/1458/00000204/

学認LMSによる研究データ管理に関するオンライン講座試験運用報告書 2019(JPCOAR)
http://id.nii.ac.jp/1458/00000205/

参考:
E2227 – SPARC Japanセミナー2019特別編<報告>
カレントアウェアネス-E No.385 2020.02.13
https://current.ndl.go.jp/e2227