国立公文書館、歴史資料として重要な公文書等の所蔵機関をウェブ上で紹介するパイロットサイト「ジャパン・アーカイブズ・ディスカバリー」を公開

国立公文書館が、歴史資料として重要な公文書等の所蔵機関をウェブ上で紹介するパイロットサイト「ジャパン・アーカイブズ・ディスカバリー」を公開しています。

2019年度の「歴史公文書等の所在把握及び所在情報の一体的提供を目的とした調査・検討」報告書所載の成果を活用し、歴史公文書等の情報ネットワークづくりの一環として構築されたものです。

検索機能として「一覧からさがす」「地図からさがす」を提供しているほか、地域や機関の種類による絞り込み表示も可能です。また、収録された各機関について、国際公文書館会議(International Council on Archives)が2008年に発表した国際標準であるISDIAHを参考に、以下の情報が記載されています。

・名称の典拠形(ISDIAH 5.1.2)
・名称の平行形式(ISDIAH 5.1.3)
・アーカイブズ所蔵機関の種類(ISDIAH 5.1.5)
・所在地及び住所(ISDIAH 5.2.1)
・アーカイブズ所蔵機関の歴史(ISDIAH 5.3.1)
・指令/権限の根拠(ISDIAH 5.3.5)
・アーカイブズ及びその他の所蔵資料(ISDIAH 5.3.7)
・検索手段、手引書及び出版物(ISDIAH5.3.8)
・アクセス及び利用条件(ISDIAH5.4.2)

令和元年度「歴史公文書等の所在把握及び所在情報の一体的提供を目的とした調査・検討」報告書を掲載しました。(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/news/20200330180152.html
※「ジャパン・アーカイブズ・ディスカバリー」の公開についても言及があります。

ジャパン・アーカイブズ・ディスカバリー
http://www.archives.go.jp/jad/repository/index.html