人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、多文字くずし字OCR結果を編集するツール“KuroNet Text Editor”を公開
2020年3月25日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)が、多文字くずし字OCR結果を編集するツール“KuroNet Text Editor”の公開を発表しています。
公開にあわせ、AIくずし字OCRサービスである「KuroNetくずし字認識サービス」の改良も行って、自動テキスト化・手動テキスト化の機能を加えたとしています。これにより、KuroNetくずし字OCRによる文字単位の認識結果を連結して文字列(テキスト)として出力し、コピーペーストして使えるようになったと説明されています。
また、複数のプラグインの機能を拡張したIIIF Curation Viewerのバージョン1.8も公開されています。
KuroNet Text Editorを公開しました(CODH, 2020/3/25)
http://codh.rois.ac.jp/news/#20200325
KuroNet Text Editor(CODH)
http://codh.rois.ac.jp/software/kuronet-text-editor/
参考:
人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、日本古典籍くずし字データセットに字形データを大幅に追加:データセットを活用した無料のAIくずし字OCRサービスも公開
Posted 2019年11月12日
https://current.ndl.go.jp/node/39489
- 参照(2101)
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