ニュージーランド国立図書館、同館のアレクサンダー・ターンブル図書館のアーカイブ資料やコレクション等を用いた音楽研究推進を目的とした研究フェローシップの申請受付開始

2020年2月10日、ニュージーランド国立図書館が、2021年のリルバーン研究フェローシップ(Lilburn Research Fellowship)への申請受付を開始しました。

Lilburn Trustの支援を受けている同フェローシップは、同館のアレクサンダー・ターンブル図書館が所蔵する同国の音楽関係のアーカイブ資料と幅広いコレクションを用いて、同国の音楽研究を推進することを目的に2012年に開始されたものです。

採択者は、2021年を通じて、最大7万ドルの助成金と、同館のウェリントン館での事務スペースが提供されます。また、同館の一般コレクションやオンライン情報源も利用可能です。

受付期間は5月17日までです。

@NationalLibraryNZ(Facebook, 2020/2/10)
https://www.facebook.com/141682096023826/posts/1255171158008242/

@NLNZ(Twitter, 2020/2/11)
https://twitter.com/NLNZ/status/1227073531713851393

Lilburn Research Fellowship(Lilburn Trust)
http://www.douglaslilburn.org/lilburn_research_fellowship.html

参考:
BLの音声資料を活用した研究を応援する奨学金“Edison Fellowship”
Posted 2008年10月23日
https://current.ndl.go.jp/node/9153

英国図書館(BL)、同館のサイエンスコレクションの調査のため、博士課程の調査研究プロジェクトの連携先を募集
Posted 2015年10月14日
http://current.ndl.go.jp/node/29641

英国図書館(BL)、アフリカと南アジアの学者や専門家をチーヴニング奨学金の研究員として募集 研究員はBL所蔵の南アジアの新聞・雑誌の調査やビックデータの活用について研究
Posted 2015年11月12日
http://current.ndl.go.jp/node/29944

オーストラリア国立図書館(NLA)、同館所蔵資料を用いて博士号取得を目指す大学院生を対象とした奨学金プログラムの申込を受付中
Posted 2019年8月19日
https://current.ndl.go.jp/node/38818

CA1854 – 国立図書館によるデジタル化資料の専門家育成:LCとBLの事例から / 東川 梓
カレントアウェアネス No.325 2015年9月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1854