国際図書館連盟(IFLA)、今年25周年を迎える男女共同参画の国際的な取組の規範「北京宣言・行動綱領」と図書館の関係をまとめた文書を公開

2020年1月21日、国際図書館連盟(IFLA)が、今年25周年を迎える「北京宣言・行動綱領」と図書館の関係をまとめた文書 “Beijing Declaration and Platform for Action – Briefing for Libraries”を公開しました。

「北京宣言・行動綱領」は、1995年に中国・北京で開催された第4回世界女性会議において、国際的な男女共同参画の取組の規範として策定されたもので、今年3月には、「北京+25」として、国連本部で開催される第64回国連女性の地位委員会(CSW64)において、これまでの取組状況に関するレビューを行うほか、世界中で様々な関連イベントが開催されます。

同文書では、「北京宣言・行動綱領」において、図書館業務の重要な部分である情報・知識・生涯学習へのアクセスが果たす役割や、「北京+25」実施にあたって各国が提出した各国の取組をまとめた報告書に書かれた図書館の活動を紹介するものです。

Now available: Beijing Declaration and Platform for Action – Briefing for Libraries(IFLA, 2020/1/21)
https://www.ifla.org/node/92807

Beijing Declaration and Platform for Action – Briefing for Libraries(IFLA, 2020/1/21)
https://www.ifla.org/publications/node/92808
https://www.ifla.org/files/assets/faife/publications/beijing_declaration_and_platform_for_action_-_a_briefing_for_libraries.pdf
※二つ目のリンク[PDF:3ページ]が文書の本文です。

関連:
【内閣府】「北京+25」北京宣言・行動綱領の採択から25年(国立女性教育会館, 2020/1/15)
https://www.nwec.jp/news/ecdat600000064kt.html

参考:
国際図書館連盟(IFLA)、女性の文化的権利と図書館に関する報告書を公開
Posted 2018年1月12日
http://current.ndl.go.jp/node/35295

田川市立図書館(福岡県)が「女性に対する暴力をなくす運動」期間にあわせて設置したコーナーとワークショップの取組
Posted 2019年12月27日
https://current.ndl.go.jp/node/39859

CA1964 – SDGsと図書館 ―国内の取組から― / 中村穂佳
カレントアウェアネス No.342 2019年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1964