インド文化に関するポータルサイト“Indian Culture Portal”が公開される(インド)

インドの連邦政府情報放送省報道情報局(Press Information Bureau: PIB)のウェブサイトに掲載されている2019年12月10日付けのプレスリリースにおいて、同日、インド文化に関するポータルサイト“Indian Culture Portal”を公開したことが発表されています。

同ポータルはインド国内の図書館、ミュージアム、アーカイブ等が所蔵する文書・画像・視聴覚資料等をホストするものであり、同国文化省の構想の下、インド工科大学ボンベイ校のチームが構築を、国立インディラ・ガンディー・オープン大学がデータのキュレーションを担当しました。現在、ポータルのコンテンツは英語及びヒンディー語の表示に対応しているほか、将来的には他の地域言語でも利用可能となる予定です。

同ポータル上の記載によれば、同ポータルは“National Virtual Library of India project”の一部を成すものであり、文化省による資金助成を受けています。

Union Culture Minister Shri Prahlad Singh Patel Launches Indian Culture Portal today(PIB, 2019/12/10)
https://pib.gov.in/PressReleaseIframePage.aspx?PRID=1595757

@MinOfCultureGoI(Twitter, 2019/12/10)
https://twitter.com/MinOfCultureGoI/status/1204379645438676993
※ポータルの公開を紹介するインド文化省の投稿です。

Indian Culture Portal
https://www.indianculture.gov.in/

参考:
E2149 – インド連邦議会下院の“Parliament Digital Library”
カレントアウェアネス-E No.371 2019.06.27
https://current.ndl.go.jp/e2149

北米の研究図書館センター(CRL)の管理する南アジア研究資料コレクションSouth Asia Open Archives(SAOA)がJSTOR上で利用可能になる
Posted 2019年10月23日
https://current.ndl.go.jp/node/39327