ALAとARLは「ネットの中立性」を支持

米国図書館協会(ALA)と米国研究図書館協会(ARL)が、「ネットの中立性」を支持する連合”SavetheInternet.com”に参加したそうです。
「ネットの中立性」とは、インターネットの原則ともいえる「ウェブユーザーらが全てのデータを自由に取得できる環境」を守るため、一部のプロバイダが自社のコンテンツやサービスのみを優遇することを認めない考えで、マイクロソフト社やGoogleといったウェブコンテンツのプロバイダにも支持されているそうです。
「ネットの中立性」の支持者らは、(特にブロードバンドの)プロバイダに対してこの原則を義務付けるよう通信法を改正すべきと主張していますが、5月1日に上院に提出された通信法改正案には、「ネットの中立性」に関する規定は盛り込まれなかったそうです。

Library Groups Join Coalition Supporting “Net Neutrality”. Library Journal.
http://www.libraryjournal.com/article/CA6335812.html
SavetheInternet.com
http://www.savetheinternet.com/
インターネットを守れ–「ネットの中立性」支持派、連合を結成. CNET Japan.
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20102488,00.htm
公平なサービス提供は不可欠か–「ネットワークの中立性」で揺れる米上院公聴会. CNET Japan.
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20096079,00.htm
米上院商務委員会、通信法改正案を発表–「ネットの中立性」関連規定は盛り込まれず
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20104467,00.htm