関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、関西大学総合図書館所蔵資料のなかから関西大学デジタルアーカイブ上で追加公開を希望する資料を募集

2019年12月13日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)が、関西大学総合図書館所蔵資料のなかから関西大学デジタルアーカイブ上で追加公開を希望する資料を試行的に募集すると発表しました。

KU-ORCASが掲げる事業コンセプト「研究リソースのオープン化」の一環として、「利用者主導型のデジタル化」という位置付けで行うものとしています。

条件として、

・関西大学デジタルアーカイブおよびNDLサーチでデジタル化資料が見つからないもの
・著作権保護期間満了であることが確認できること
・「東アジア」に関係する図書資料を優先的に実施(雑誌・新聞等の逐次刊行物は今回は対象外)
・その他、関西大学総合図書館の資料管理上、問題がない場合

をあげています。

1ユーザあたり1タイトルのみ申込可能で、2019年度は10タイトル程度を上限に実施する想定としています。

関西大学デジタルアーカイブでの公開を希望する資料を募集します(KU-ORCAS, 2019/12/13)
https://www.iiif.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/news/20191213

参考:
関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、IIIFに対応した「関西大学デジタルアーカイブ」β版を公開:書誌情報はCC0ライセンス・資料画像はパブリックドメインマークを採用
Posted 2019年3月28日
https://current.ndl.go.jp/node/37886

E1967 – 関西大学アジア・オープン・リサーチセンターの目指すもの
カレントアウェアネス-E No.336 2017.11.02
https://current.ndl.go.jp/e1967