UCLA映画テレビアーカイブ、米・カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)図書館と統合

2019年12月4日、米・カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)は、映画テレビアーカイブ(Film & Television Archive)が、図書館に統合されたことを発表しています。

これまで、演劇・映画・テレビ学部によって運営されていた同アーカイブは、今後、同館のコレクションとあわせて、同館のデジタルプラットフォームを通じてアクセスを拡大させる予定としています。

同アーカイブの事務所・保存ラボ・書庫は、これまで通り、サンタクラリタのパッカード人文研究所に設置され、UCLAパウエル図書館のアーカイブ調査研究センターがアーカイブ資料のアクセスポイントとして機能します。

UCLA図書館は、UCLAの研究とコレクションに世界中からアクセスできるようにすることを目的とした“OpenUCLA”事業を行っており、今回の統合は、同館の2019・2020年度の主要プロジェクトの1つです。

UCLA Film & Television Archive joins UCLA Library(UCLA, 2019/12/4)
http://newsroom.ucla.edu/releases/ucla-film-television-archive-joins-ucla-library

UCLA Film & Television Archive joins UCLA Library(UCLA Library, 2019/12/4)
https://www.library.ucla.edu/news/ucla-film-television-archive-joins-ucla-library

UCLA Film & Television Archive Joins UCLA Library(UCLA Film & Television Archive, 2019/12/4)
https://www.library.ucla.edu/news/ucla-film-television-archive-joins-ucla-library

参考:
CA1864 – 米国における放送アーカイブの現状 / 渡邉太郎
カレントアウェアネス No.326 2015年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1864

E2014 – 国立美術館の映画専門機関「国立映画アーカイブ」
カレントアウェアネス-E No.345 2018.04.19
https://current.ndl.go.jp/e2014