東洋美術学校、花村えい子氏(画家・アーティスト)のオリジナル原画調査レポートを公表:マンガ原画の保存状態調査の一環

2019年11月8日、学校法人東洋美術学校が、画家・アーティストである花村えい子氏のオリジナル原画調査レポートを公表しました。

同校の保存修復科における、マンガ原画の状態調査を行う事業「マンガ原画の保存状態調査」の一環として、花村えい子氏のマンガ原画632点の調査を実施した結果です。

同事業は、日本のマンガ原画の保存状態の数値化、及び修復などの対処が必要な原画の所在と優先度の可視化をテーマとした調査事業で、原稿用紙の酸性度、使用画材の変遷、制作過程で使われる粘着テープの劣化などが指摘されています。

【マンガ原画の保存状態調査】漫画家・アーティスト『花村えい子』先生オリジナル原画調査レポート公開(東洋美術学校, 2019/11/8)
https://www.to-bi.ac.jp/2019/11/08/hs_report-3/

参考:
【イベント】「マンガ原画に関するアーカイブ(収集、整理・保存・利活用)および拠点形成の推進」関連シンポジウム「マンガ原画アーカイブセンター(仮)の創設に向けて」(2/3・秋田)
Posted 2019年1月23日
https://current.ndl.go.jp/node/37440