国立韓国文学館の開館準備のため法人が設立される:事務所を韓国国立中央図書館(NLK)内に設置
韓国・文化体育観光部は、2019年4月23日に国立韓国文学館法人を設立したと発表しました。文学振興法第18条によるもので、事務所は韓国国立中央図書館(NLK)内に設置されました。
国立韓国文学館は、失われる恐れがあり保存が急務である韓国文学に関する資料を積極的に収集し、韓国文学の歴史を記録・保存・活用することを建設目的としています。また、韓国文学の現在を知り、デジタル時代の未来の文化における主体性を生み出せるようなコンテンツも構築する計画です。
同法人では、そのため、文化芸術全般の専門家による諮問機関を設置するとともに、文学館開館のための全般的な事項を実施することになっています。また、韓国文学翻訳院が2018年から実施してきた同館の資料構築事業の成果物(寄贈資料約5万5,000点、購入資料約940点)や韓国文化芸術委員会への寄付金等の移管を受け、事業を継続的に推進する予定です。
국립한국문학관 법인 설립- 자료 수집, 콘텐츠 구축 등 체계적인 문학관 개관 준비 시작 -(国立韓国文学館法人設立‐資料収集、コンテンツ構築等体系的な文学館開館準備を開始)(文化体育観光部,2019/4/25)
https://www.mcst.go.kr/kor/s_notice/press/pressView.jsp?pSeq=17249
参考:
韓国・文化体育観光部、「第1次文学振興基本計画(2018~2022)」を発表:図書館常駐作家支援事業の拡大、国立韓国文学館の設置など
Posted 2017年12月20日
http://current.ndl.go.jp/node/35203
- 参照(1462)
- 印刷用ページ
類似の記事
- 韓国・文化体育観光部、韓国国立中央図書館長に新羅大学校文献情報学科の徐惠蘭教授を任命:開放型職位として初の公募
- 韓国・文化体育観光部、平昌オリンピック・パラリンリック競技大会の国際放送センターを韓国国立中央図書館(NLK)の書庫として改修すると発表
- 韓国・文化体育観光部、職場内の読書文化を奨励し豊かな読書活動を推進した企業を認証する、2020年の「読書経営優秀企業」132社を発表
- 韓国・文化体育観光部、モンゴルにて教育・文化分野の政府開発援助(ODA)による「小さな図書館」3館が開館したと発表:これまでアジア・アフリカ地域の13か国で123館の建設を支援
- 韓国・文化体育観光部、韓国国立中央図書館(NLK)を含むソウル特別市所在の同部所管の図書館・博物館・美術館等の臨時休館を延長