カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、顧客情報の取り扱いに関する基本方針を再検討 検討中は捜査機関への対応は捜査令状に基づく場合のみとすると発表

2019年2月5日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)は顧客情報の取り扱いに関する基本方針を再検討中であると発表しました。あわせて、再検討期間中は、捜査機関からの要請があった場合でも、対応するのは捜査令状に基づく場合のみとする、とされています。

CCCは2012年以降、捜査令状のほかに「捜査関係事項照会書」を提示された場合も捜査機関にTカードの個人情報を提供していました。なお、CCCが指定管理者となっている各図書館は、Tカードによる図書の貸出や自動貸出機を利用した場合のTポイントの付与において、個人情報や貸出履歴をCCCに提供していないと説明しています。

お客さま情報のお取り扱いについて(CCC、2019/2/5付け)
https://www.ccc.co.jp/news/2018/20180205_005472.html

参考:
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、Tカードの個人情報を捜査令状なく捜査機関に提供 武雄市図書館は貸出履歴等は提供されていないと説明
Posted 2019年1月22日
http://current.ndl.go.jp/node/37426

武雄市図書館(佐賀県)、お知らせ「当館におけるTカードの個人情報および貸出履歴の管理について」を発表
Posted 2019年2月1日
http://current.ndl.go.jp/node/37510