京都大学図書館機構、ハゲタカ出版に注意を促すリーフレットを日英2バージョンで公開

京都大学図書館機構は、いわゆるハゲタカ出版に注意を促すリーフレットを、日本語版・英語版の2バージョンで公開しています。ハゲタカ出版とは論文投稿料を得ることだけを目的に、まともな査読をせずに論文を掲載する、雑誌や出版社を指します。

リーフレットでは、「ハゲタカジャーナル」の説明や、「ハゲタカジャーナル」への投稿によって発生しうる問題、「ハゲタカジャーナル」を見分ける特徴とホワイトリストなどが紹介されています。

【図書館機構】粗悪学術誌「ハゲタカジャーナル」に関する注意喚起について(京都大学図書館機構,2019/1/17)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1380558

[Library Network] Please pay attention to Predatory Journals!(京都大学図書館機構,2019/1/17)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1380558?lang=en

論文投稿の際は 粗悪学術誌 ハゲタカジャーナル にご注意ください[PDF:2ページ]
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/uploads/20190117_predatoryjournals_warning.pdf

Please pay attention to Predatory Journals! [PDF:2ページ]
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/uploads/20190117_predatoryjournals_warning_eng.pdf

参考:
CA1829 – 査読をめぐる新たな問題 / 佐藤 翔
カレントアウェアネス No.321 2014年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1829

研究者がハゲタカ出版で論文を発表してしまう5つの理由(記事紹介)
Posted 2016年8月25日
http://current.ndl.go.jp/node/32397

学術出版におけるスパム:ある研究者に届いたスパムメールの分析(文献紹介)
Posted 2015年5月19日
http://current.ndl.go.jp/node/28499

匿名の研究者により続けられる「ハゲタカ出版」の監視(記事紹介)
Posted 2018年3月27日
http://current.ndl.go.jp/node/35731