株式会社ブレインテック、一般財団法人機械振興協会 BICライブラリとのOpen Book Cameraを用いた灰色文献の一括遡及データ入力実証実験の開始を発表

2018年10月30日、株式会社ブレインテックが、一般財団法人機械振興協会 BICライブラリと共同で、株式会社カーリルの書影撮影専用カメラ「Open Book Camera」を用いた灰色文献の一括遡及データ入力実証実験を開始したと発表しています。

BICライブラリが所蔵する未データ化資料約2,000冊を対象に、以下の一括処理を中心としたプロセスで書誌情報の作成等を行って、低予算での一括遡及データ入力の有効性について検証するものです。

実験の結果は、今後、ブレインテックのウェブサイトおよびBICライブラリの蔵書検索システム(OPAC)上で公開していく予定となっています。

1.対象資料裏表紙へのバーコードラベル貼付
2.Open Book Cameraで表紙等画像のスキャン(表紙、背表紙、裏表紙同時撮影)
3.OCR処理
4.表紙画像データの加工
5.図書館システム(情報館)に取り込める書誌データ形式への加工と取込

ニュースリリース:(株)ブレインテック、(一財)機械振興協会 BICライブラリとOpen Book Cameraを使った灰色文献の一括遡及データ入力の実証実験を開始(ブレインテック,2018/10/30)
https://braintech.co.jp/news/top/2018/1030-01.html

参考:
株式会社カーリルが書影撮影専用カメラ「Open Book Camera v1」を発表 すべての設計図面、ハードウェア、ソフトウェアをオープンソースで公開
Posted 2018年8月23日
http://current.ndl.go.jp/node/36525

株式会社ブレインテック、図書館システム「情報館」OPACでカーリル社提唱「Unitrad Fast-Link」実証実験を開始
Posted 2016年11月24日
http://current.ndl.go.jp/node/32989