科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、サイエンスマップ2016を発表

2018年10月9日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、論文データベース分析により国際的に注目を集めている研究領域を俯瞰した「サイエンスマップ2016」(2011年から2016年が対象)を発表しました。

「サイエンスマップ2016」では895の国際的に注目を集めている研究領域が見い出されました。日本の参画領域数は前回発表した「サイエンスマップ2014」から9.1%(25領域)増加し、参画領域割合は前回から1ポイント上昇し33%となりました。中国のシェアが50%以上を占める研究領域数が79領域存在しており、中国の先導により形成される研究領域数が拡大していることが指摘されています。

日本の167大学・公的研究機関等について、「サイエンスマップ2016」のいずれの研究領域に参画しているかを可視化した「サイエンスマップ活動状況シート」を作成されています。また、インタラクティブにサイエンスマップの表示が可能なウェブ版もあわせて公開されています。

サイエンスマップ2016[NISTEP REPORT No.178]の公表について(NISTEP,2018/10/9)
http://www.nistep.go.jp/archives/38290

プレスリリース[PDF:2.62MB]
http://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP-NR178-PressJ.pdf

NISTEP サイエンスマップ調査(NISTEP)
http://www.nistep.go.jp/research/science-and-technology-indicators-and-scientometrics/sciencemap

参考:
科学技術・学術政策研究所、サイエンスマップ2014を発表
Posted 2016年9月12日
http://current.ndl.go.jp/node/32525