米国図書館協会(ALA)、学校図書館を支援するための体系的な戦略をまとめた文書を公表

2018年10月5日、米国図書館協会(ALA)が、ALAや図書館界が学校図書館を支援するための体系的な戦略をまとめた文書“Fight for School Libraries”を公表しました。

ALA会長のニール(Jim Neal)氏が2018年5月に招集した “Fight for School Libraries”サミットにおいて学校・公共・大学図書館のリーダーによって策定されたものです。

戦略文書では、学校図書館の人員・財源・認証評価に関する標準や政策についての質の高いデータの収集、国民や地域住民にとって説得力のある説明やメッセージの開発、さらなる支援を得るための公共図書館・大学図書館との連携強化、アドヴォカシー活動における一貫した学校図書館支援の実装、が挙げられています。

Library leaders identify strategies in “Fight for School Libraries”(ALA,2018/10/5)
http://www.ala.org/news/press-releases/2018/10/library-leaders-identify-strategies-fight-school-libraries

Fight for School Libraries [PDF:2ページ]
http://www.ala.org/advocacy/sites/ala.org.advocacy/files/content/libfunding/school/Fight4SchoolLibraries18.pdf

参考:
英国において、学校図書館の資金確保・全国的な学校図書館の枠組の作成を目指す“Great School Libraries Campaign”が開始
Posted 2018年10月5日
http://current.ndl.go.jp/node/36777