独・De Gruyter社、同社の創業以来の全ての出版物のデジタル化事業に関してベルリン国立図書館と協定を締結

2018年8月28日、独・De Gruyter社が、同社の270年間を超す出版活動での出版物推計5万冊の完全なデジタル化を実施する“De Gruyter Book Archive” (DGBA)事業に関して、ベルリン国立図書館(Staatsbibliothek zu Berlin)と協定を締結したと発表しました。

古くて希少な同社の出版物のデジタル化が完了するよう、同館が、同社の出版物を特別に貸出すものです。

調印式において、同館館長は、多様な研究資料を集めることは、同館の重要な目的であり、コレクションの欠落部を埋めることは、科学史の研究にプラスの効果をもたらすと述べています。

同社では、この協定により、2020年までにすべてのデジタル化作業が完了できるとしています。

De Gruyter and the Berlin State Library cooperate on De Gruyter Book Archive(De Gruyter,2018/8/28)
https://www.degruyter.com/dg/newsitem/292/de-gruyter-und-die-staatsbibliothek-zu-berlin-kooperieren-fr-de-gruyter-book-archive

De Gruyter Book Archive
https://www.degruyter.com/dg/page/1543/de-gruyter-book-archive

参考:
独・De Gruyter社、1749年からの同社の既刊本のデジタル化を発表
Posted 2017年9月7日
http://current.ndl.go.jp/node/34637