ProQuest社がGoogle ScholarのCASAとQuick Abstracts機能に対応

2018年6月19日、ProQuest社はGoogle Scholarの2つの機能、Campus Activated Subscriber Access (CASA)とQuick Abstractsに対応したことを発表しました。

CASAは契約機関外のネットワークからも購読コンテンツにアクセスできる機能です。ProQuestの発表によれば、Google Scholarの購読者リンクプログラムによって実現されているとされています。

また、モバイル端末からGoogle Scholarを利用する際には、検索結果の詳細をスワイプによって容易に一覧できるようになっていますが、ProQuestが提供する論文については、この詳細の中に論文の抄録も含まれるようになるとのことです。

ProQuest Expands Remote and Mobile Access with Google Scholar(ProQuest、2018/6/19付け)
https://www.proquest.com/about/news/2018/ProQuest-Expands-Remote-and-Mobile-Access-with-Google-Scholar.html

参考:
米HighWireがGoogle Scholarと提携し、キャンパス外からも購読コンテンツにアクセス可能となる新機能Universal CASAを開始
Posted 2018年6月26日
http://current.ndl.go.jp/node/36223

“ProQuest Dissertations & Theses Global”搭載の学位論文、Google Scholarからの検索・アクセスが可能に
Posted 2017年10月3日
http://current.ndl.go.jp/node/34770