米国国立公文書館(NARA)、“Innovation Hub”で利用者がデジタル化しオンラインで公開した資料が30万ページに到達したと発表

2018年5月25日、米国国立公文書館(NARA)が、“Innovation Hub”において利用者がデジタル化し、NARAがオンラインで公開した資料が、5月初旬に30万ページに到達したと発表しています。

“Innovation Hub”は、同館の公開済のアイテムへのタグ付やテキスト化、 ウィキペディアのエディタソンの開催、一次資料を用いた校外学習などが可能な施設で、利用者が自身でスキャンした同館資料のデジタル画像を無料で入手できる代わりに、利用者から作成した画像の提供を受け、8から10週間後にはオンラインで公開することを行っています。

2024年までの5億ページの記録のデジタル化とオンラインカタログでの公開を目標としている同館にとっても重要な事業と紹介されています。

Innovation Hub Celebrates 300,000th Page Uploaded to Catalog(NARA,2018/5/25)
https://narations.blogs.archives.gov/2018/05/25/innovation-hub-celebrates-300000th-page-uploaded-to-catalog/

Innovation Hub(NARA)
https://www.archives.gov/innovation-hub

参考:
米国国立公文書館、「2018-2022年度戦略計画」の原案を更新
Posted 2017年9月19日
http://current.ndl.go.jp/node/34676