北朝鮮の地方都市に「科学技術図書館」が建設

北朝鮮の地方都市に初めて「科学技術図書館(과학기술도서관, Sci-Tech Libraries)」が建設されたことが報じられています。

北朝鮮の咸鏡南道咸興市に、2016年11月までに咸鏡南道科学技術図書館が建設されたことが確認されました。平壌の「科学技術殿堂」の開館以後、初めて地方都市に建設された道レベルの科学技術図書館である可能性が指摘されています。

2016年1月に開館した平壌の科学技術殿堂は電子閲覧室などがあり、各種の科学教育機器や資料を備えます。金正恩朝鮮労働党委員長は科学技術の発展を強調しており、国家科学院を訪問したり、2018年3月の中国訪問時には中国科学院を視察するなどしています。この科学技術殿堂のような科学技術図書館が北朝鮮の各道に建設中である可能性があるとの専門家のコメントを紹介しています。

また別の記事では、北朝鮮は地域の図書館を「未来院」に刷新しているが、この刷新が今後も続くのか、それとも未来院が科学技術図書館に再編されるのかはわからないとしています。

북 함경남도에 첫 ‘과학기술 도서관’ 설립(자유아시아방송, 2018/3/31)
https://www.rfa.org/korean/in_focus/ne-jn-03312018140259.html

South Hamgyong Sci-Tech Library(38 NORTH, 2018/4/2)
https://www.38north.org/articles/affiliates/north-korean-economy-watch/14901/

参考:
CA1806 – 北朝鮮の図書館事情 / 阿部健太郎
カレントアウェアネス No.318 2013年12月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1806

北朝鮮でも電子図書館
Posted 2006年3月5日
http://current.ndl.go.jp/node/3606