博物館コレクション情報横断検索ゲートウェイサービス「MAPPS Gateway」が公開

2017年11月29日、早稲田システム開発株式会社が、全国のミュージアムのコレクション・データベースを横断検索できるウェブサイト「MAPPS Gateway」の公開を発表しています。

同社のクラウド型収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」を利用して情報を公開している各館のコレクション・データベースに対して横断的に検索をかけることができるゲートウェイサイトです。

サービス開始時には全国128館のデータベースが対象となっており、約250万点のコレクションを検索できます。

今後の課題として、コンテンツの充実(検索対象数、画像・解説の充実)、検索方法の追加、「ジャパンサーチ(仮称)」と持続可能な形での連携の3点を掲げています。

博物館コレクション情報横断検索ゲートウェイサービス  <MAPPS Gateway>サービス開始のご案内(早稲田システム開発株式会社,2017/11/29)
http://www.waseda.co.jp/news/detail/display/235

MAPPS Gateway
https://gateway.jmapps.ne.jp/

参考:
博物館分野におけるLinked Open Data(LOD)普及に向け、リンクト・オープン・データ・イニシアティブ(LODI)と早稲田システム開発株式会社が協業をスタート
Posted 2015年3月2日
http://current.ndl.go.jp/node/28080

早稲田システム開発株式会社、全国の24館のミュージアムで利用可能な展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」の提供開始
Posted 2016年5月6日
http://current.ndl.go.jp/node/31523

E1932 – 国立国会図書館の分野横断統合ポータルの構築に向けた取組
カレントアウェアネス-E No.328 2017.07.06
http://current.ndl.go.jp/e1932