国際図書館連盟、持続可能な開発目標の一環としての情報への有意義なアクセス達成の進捗状況に関する報告書を公表

2017年7月17日、国際図書館連盟(IFLA)が、米・ワシントン大学のTechnology and Social Change Groupとともに、国際連合(UN)の持続可能な開発のためのハイレベル政治フォーラムの開催にあわせ、ニューヨーク公共図書館(NYPL)において“Development and Access to Information Report”を公表し、ウェブサイトにも掲載しました。

同報告書は、図書館によって支援された情報への有意義なアクセスが、UNの「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の目標達成に如何に貢献しているかを示すためのものであり、また、同アジェンダのもと、その合意事項達成に向けての進捗状況を測定するものとなっています。

今後も、同報告書は、ハイレベル政治フォーラムの開催にあわせ、毎年公表されます。

Meaningful Access to Information To Leave No One Behind: Launch of the 2017 DA2I Report(IFLA,2017/7/17)
https://www.ifla.org/node/11519

Development and Access to Information(IFLA)
https://da2i.ifla.org/
https://da2i.ifla.org/sites/da2i.ifla.org/files/uploads/docs/da2i-2017-full-report.pdf

参考:
E1763 – 国連2030アジェンダと図書館:IFLAのツールキット
カレントアウェアネス-E No.297 2016.02.04
http://current.ndl.go.jp/e1763