PLOS、ネットの中立性支持を表明 学術文献への国際的なアクセス環境を保障するために

2017年7月12日、PLOSはネットの中立性を守ることを目的とする活動”Battle for the Net Neutrality”の支持を表明するとともに、同日中に限ってサイト内で同活動への支持を求めるメッセージポップアップを表示しました。

「ネットの中立性」はインターネットサービスプロバイダが、一部のユーザーやコンテンツを優遇することを認めない考えで、米国では2015年に米国連邦通信委員会(FCC)がネットの中立性に関する規則を採択しています。これにより、例えば追加料金を支払った公開者のウェブサイトのみ高速でアクセスすることができるといった、コンテンツの内容に基づくアクセス環境の差別は認められないことになります。

現在、FCCでは同規則の緩和が検討されていますが、PLOSは学術文献への国際的なアクセス環境を保障するためには同規則は必要であると主張しています。

PLOS Supports Net Neutrality to Ensure Global Access to the Scientific Literature(The Official PLOS Blog、2017/7/12付け)
http://blogs.plos.org/plos/2017/07/net-neutrality-global-access/

Join the Battle for Net Neutrality
https://www.battleforthenet.com/

参考:
米国の高等教育機関・図書館関係団体が、米国連邦通信委員会及び連邦議会議員に対し、「ネットの中立性」規則を明確に支持するよう書簡を送ったと発表
Posted 2017年4月3日
http://current.ndl.go.jp/node/33772

米国連邦通信委員会(FCC)、オープンなインターネットについての規則の詳細を公開
Posted 2015年3月19日
http://current.ndl.go.jp/node/28189

米国連邦通信委員会(FCC)、「ネットの中立性」規則を採決 米国図書館協会(ALA)、北米研究図書館協会(ARL)が歓迎を表明
Posted 2015年2月27日
http://current.ndl.go.jp/node/28072

米国連邦通信委員会(FCC)委員長、「ネットの中立性」規則を提案
Posted 2015年2月12日
http://current.ndl.go.jp/node/27967