Ithaka S+R、農学研究者の研究活動支援へのニーズを調査したレポートを公開

2017年6月7日、Ithaka S+Rが、米国の農学研究者の研究支援ニーズに関する調査報告書を公開しました。

研究者の分野別の研究活動調査プログラムの一環で、情報サービスによる農学研究者の研究支援に資することを目的としています。

報告書は、“United States Agricultural Information Network” (USAIN)及び“Centre for Agriculture and Biosciences International”(CABI)の支援を受けたプロジェクト“Supporting the Changing Research Practices of Agriculture Scholars”の研究成果です。

農学研究者は、農学研究が価値あるものと国民に思われていないと認識しており、そして、その価値を伝えるための方法・手段を整備することが重要と考えていることから、報告書では、そのためのベストプラクティスやインフラ整備の必要性を指摘しています。

調査に協力した機関が各地で実施した個別調査の結果もあわせて公表されています。

How Can We Better Support Agriculture Scholars?(Ithaka S+R,2017/6/7)
http://www.sr.ithaka.org/blog/how-can-we-better-support-agriculture-scholars/

Supporting the Changing Research Practices of Agriculture Scholars(Ithaka S+R,2017/6/7)
http://www.sr.ithaka.org/publications/supporting-the-changing-research-practices-of-agriculture-scholars/

参考:
Ithaka S+R、宗教学研究者の研究活動を支援するためのレポートを公開
Posted 2017年2月10日
http://current.ndl.go.jp/node/33439

E1380 – デジタル時代の歴史研究者の研究活動を支援するために
カレントアウェアネス-E No.229 2012.12.28
http://current.ndl.go.jp/e1380

Ithaka S+R、美術史研究者の研究を支援するためのレポートを刊行
Posted 2014年5月1日
http://current.ndl.go.jp/node/26054

ITHAKA S+R、化学者の研究実践とその支援ニーズに関する調査レポートを公表
Posted 2013年2月28日
http://current.ndl.go.jp/node/22984