IIIFコンソーシアムで、“OpenJPEG”改善プロジェクトが開始

IIIFコンソーシアムは、メンバーの複数の機関が、JPEG 2000コーデックである“OpenJPEG”の改善のための協同プロジェクトの第1フェーズを、2017年5月1日から開始すると発表しています。

“OpenJPEG”は複数のメンバー機関で採用されているものの、現在の実稼働環境では画像の高速表示に最適化しておらず、プロジェクトは、デコード速度、ROIデコード、メモリーフットプリントの改善に焦点をあてて実施されます。

作業は、ルーヴァン・カトリック大学(ベルギー)のAntonin Descampe氏が、intoPIX社とEven Rouault氏と連携し、英・ウェルカム図書館、米・スタンフォード大学、米・ミシガン大学、オランダ王立図書館、米・カリフォルニア大学ロサンゼルス校の助成を得て、実施します。

Announcing the OpenJPEG Improvement Project(IIIF,2017/4/27)
http://iiif.io/news/2017/04/27/openjpeg-improvement/