米・公共図書館協会、全米公衆衛生週間中、ハッシュタグを用いて自館の医療・健康関連プログラムをソーシャルメディア上に投稿するよう呼びかけ

米・公共図書館協会(PLA)は、全米公衆衛生週間(National Public Health Week)中(4月3日から9日まで)、会員館に対して、自館における健康関連の事業の成功例や実施しているプログラムをハッシュタグ“#HealthyCommunities”を用いてソーシャルメディア上に投稿するように求めています。

デジタルインクルージョンにおける公共図書館の役割に関する調査(2014年版)によると、米国の公共図書館では、医療保険関連情報の調査支援(60%)、無料での医療情報の調査支援(58%)、健康関連情報の提供(48%)、フィットネス関連講座(23%)や健康診断サービス(18%)を実施しています。

Public libraries play vital role in advancing health literacy (ALA,2017/4/5)
http://www.ala.org/news/member-news/2017/04/public-libraries-play-vital-role-advancing-health-literacy

参考:
住民の健康と公共図書館の役割(米国)(文献紹介)
Posted 2016年11月28日
http://current.ndl.go.jp/node/33003

米国初の“図書館看護師”(記事紹介)
Posted 2012年10月23日
http://current.ndl.go.jp/node/22139

米国図書館協会、2014年版のデジタルインクルージョンにおける公共図書館の役割に関する調査報告書を公開
Posted 2015年10月20日
http://current.ndl.go.jp/node/29690

E1874 – デジタル包摂社会と公共図書館の課題(米国)<文献紹介>
カレントアウェアネス-E No.317 2016.12.22
http://current.ndl.go.jp/e1874