図書館利用者がインターネット経由で書店に書籍を注文し、図書館がその代金を支払って蔵書にするサービス(中国)

上海図書館によると、図書館利用者が書店で書籍を購入し、その代金を図書館が支払って蔵書にするサービスに、最近、新しいモデルが加わったようです。

これは、このサービス向けに構築されたインターネットシステムを利用するモデルで、利用者がネット端末で書店へ書籍を注文するとその情報が図書館に通知され、図書館はその情報を基に代金を支払い、注文者に書籍が配達されるというものです。青島市(青島新華書店と青島市南区図書館)や杭州市の公共図書館の事例が紹介されています。

「あなたが借りた本を図書館が買い取ります」サービスにインターネットプラスモデルが登場(上海図書館, 2016/12/30)
http://www.library.sh.cn/Web/www/shtsg/20161230/n82082737.html

関連:
「図書館+」―他業種と連携して提供する新サービスで全民読書の新モデルを実現(上海図書館, 2016/5/18)
http://www.library.sh.cn/Web/www/shtsg/2016518/n14852594.html

参考:
韓国・烏山市中央図書館(京畿道)、「希望図書即時提供サービス」を開始:地元書店の活性化も目的
Posted 2016年7月11日
http://current.ndl.go.jp/node/32051

E1809 – クラウド目録:1つの目録にすべてを集約<文献紹介>
カレントアウェアネス-E No.305 2016.06.16
http://current.ndl.go.jp/e1809