マックスプランク協会の人類史に関する研究所、人類の文化多様性に関するデータベース“D-PLACE”を公開

2016年7月8日、ドイツのテューリンゲン州イェーナにある、人類史に関する研究所である“Max Planck Institute for the Science of Human History”は、人類の文化の多様性に関し、地域、言語(語族)、文化(エスノグラフィー等)、環境(気候、生態、景観など)などに関するデータベース“D-PLACE”を公開しました。

1,400以上の人類社会について扱ったもので、19世紀、20世紀の民族誌学者による、主に産業革命以前の社会に関する情報で構成されるデータベースとなっています。

構築には、マックスプランク協会の研究者だけでなく、オークランド大学、コロラド州立大学、トロント大学、ブリストル大学、イェール大学、Human Relations Area Files(HRAF)、セントルイス・ワシントン大学、ミシガン大学の研究者らが参画しています。

‘PLOS ONE’に、2016年7月8日付の記事も掲載されています。

D-SPACE
https://d-place.org/home

D-PLACE Database
http://www.shh.mpg.de/221977/dplacejuly2016

関連:
D-PLACE: A Global Database of Cultural, Linguistic and Environmental Diversity
http://dx.doi.org/10.1371/journal.pone.0158391

※誤植を修正しました(2016/7/12)。