公共図書館職員向け知識・情報共有プラットフォーム“Biebtobieb”(オランダ)(記事紹介)

2016年8月に開催される第82回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の資料として、オランダ王立図書館(KB)のDEN BOER, Levien氏による“Biebtobieb: Stimulating cooperation among Dutch public libraries through an online knowledge and innovation platform ”と題する記事が公開されています。

同記事は、KBが運用を担当する、オランダの公共図書館職員向けの知識・情報共有プラットフォーム“Biebtobieb”を紹介するものです。

“Biebtobieb”は、公共図書館の職員が直面する類似の課題を、オンラインで情報共有し、協同で作業をすることで労力を省く事を目的としており、2012年に、国のレベルで公共図書館計画を調整する機関SIOBと地方の図書館団体の協会SPNにより、Drupalベースで構築されました。

タイムライン、「いいね」、「シェア」、タグの共有などといった機能があるほか、協同作業用にGoogle Docsが採用されており、登録をすると、テーマ・イベント・地域別の公開・非公開のグループ(2016年6月現在372グループ)に参加して議論などを行なうことができるとのことです。

Biebtobieb: Stimulating cooperation among Dutch public libraries through an online knowledge and innovation platform
http://library.ifla.org/1387/
http://library.ifla.org/1387/1/222-boer-en.pdf

Biebtobieb
https://www.biebtobieb.nl/timeline