フェアユースウィーク:中国で初開催

EIFL(開発途上国において図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)のブログで、2016年5月19日・20日に中国で初めて開催されたフェアユースウィークの報告記事が掲載されています。

“Copyright issues in information services”をテーマに実施されたフェアユースウィークは、中国科学院(CAS)の主催で、一般人を含め、100名以上の図書館員、研究者、出版社が参加しました。

セッションでは、フェアユースの仕組みが、情報の共有と活用の促進や知的財産戦略の履行を如何に支援するかについて焦点が当てられ、大規模デジタル化、孤児著作物、図書館での権利制限規定、オープンアクセス、オープンデータなどについて議論されたとのことです。

イベントの資料(中国語)は中国科学院文献情報センター(LCAS)の機関リポジトリからダウンロードできます。

First China ‘Fair Use Week’ a success China’s first ‘Fair Use Week’ attracts over 100 participants(EIFL,2016/6/9)
http://www.eifl.net/news/first-china-fair-use-week-success

2016中国合理使用周
http://ir.las.ac.cn/handle/12502/8492

参考:
中国におけるオープンアクセスとオープンデータ(記事紹介)
Posted 2016年3月22日
http://current.ndl.go.jp/node/31077