IFLA会長、ロシアのウクライナ文学の専門図書館長の自宅監禁が続いていることに対し、同氏の解放と法的措置の中止を要請

2016年5月20日、国際図書館連盟(IFLA)の情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)は、ロシアのウクライナ文学の専門図書館長Natalya Sharina氏が、発禁本の所蔵とそれによる社会集団の扇動の疑いで逮捕・起訴され、現在も自宅軟禁が続いている事に対し、不相応で不要なことであるとして、IFLA会長のDonna Scheeder氏が、ロシア連邦の調査委員会の委員長や検事総長に対して、Sharina氏の自宅監禁からの解放と法的措置の中止を要請する手紙を書いていることを明らかにしました。

IFLA-FAIFE statement on the continuing detention of the Director of the Library of Ukrainian Literature(IFLA,2016/5/20)
http://www.ifla.org/node/10488

参考:
国際図書館連盟(IFLA)の情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)、モスクワ警察によるウクライナ文学の専門図書館への襲撃に対して声明を発表
Posted 2015年11月13日
http://current.ndl.go.jp/node/29969