School Library Journal誌による学校図書館の支出調査(2015-2016学年度)の概要

2016年4月13日付けのSchool Library Journal誌(オンライン版)が、同誌が実施した学校図書館の支出調査の概要を紹介しています。

2015-2016学年度における予算は平均で8,315ドルで、6,970ドルであった2013-2014学年度より20%増加しており、中央値でも4,580ドルから5,380ドルへと20%増加しているが、2010-2011学年度の平均値10,348ドル・中央値7,000ドルを下回ったままであると報告されています。

また、オンラインリソースの購入の増加とオープン化された教育資源(Open Educational Resources:OER)の活用、メーカー活動関連の予算にみる活動の傾向(ロボット技術や電子回路を学ぶキットより、伝統的な工作キットやレゴへの支出が多い)や同活動での予算獲得の困難さ、学習に障害を持つ児童・生徒を支援するための予算の不足などが指摘されています。

School Library Budgets Rise 20%, Yet Challenges Remain | Spending Survey 2016(School Library Journal,2016/4/13)
http://www.slj.com/2016/04/budgets-funding/school-library-budgets-rise-20-yet-challenges-remain-spending-survey-2016/#chart

インフォグラフィク
http://www.slj.com/wp-content/uploads/2016/04/1604-SpendingSurvey-Infographic.jpg

参考:
米SPARCら、政府の第三次オープンガバメント行動計画に教育資源のオープン化を盛り込むよう大統領に呼びかけ
Posted 2015年8月5日
http://current.ndl.go.jp/node/29094

米・School Library Journal誌による学校司書に対する技術調査の結果報告が公開
Posted 2015年9月15日
http://current.ndl.go.jp/node/29433