観測精神のアーカイブ~「100年天気図データベース」と気象観測の歴史(記事紹介)

1883年3月1日から「天気図」が毎日発行され、2016年3月1日で133周年になることを記念して、researchmapのブログ記事で「観測精神のアーカイブ~「100年天気図データベース」と気象観測の歴史」が公開されています。

「100年天気図データベース」では2016年2月現在、1883年3月1日から2015年10月30日までの約23万件の天気図の画像を、日付・「日々の天気図」コメント等から検索・閲覧できます。また、第二次世界大戦の開戦日である1941年12月8日の天気図などの歴史的なイベントや、顕著な気象現象などに関連する著名な天気図をまとめた「過去の著名な天気図」のページなどからも閲覧できます。

NIIの北本朝展准教授によると、このデータベースは、気象観測という科学データのアーカイブであり、気象学の歴史を記録した資料としても貴重な存在であるだけでなく、困難な日であっても欠測とならないよう気象観測を続けてきた気象人の「観測精神のアーカイブ」であるとも言えるとのことです。

観測精神のアーカイブ~「100年天気図データベース」と気象観測の歴史(researchmap、 2016/3/1)
http://researchmap.jp/jokogkuim-1786/

デジタル台風:100年天気図データベース – 過去の天気図アーカイブと日本の気象観測の歴史
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/weather-chart/

デジタル台風:100年天気図データベースとは?
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/weather-chart/about/

※ウェブサイトのタイトル名を変更しました(2016/03/04)