【イベント】全国遺跡報告総覧シンポジウム(2/18・奈良)

2016年2月18日、国立文化財機構奈良文化財研究所の平城宮跡資料館講堂で、全国遺跡報告総覧シンポジウムが開催されます。

「文化遺産の記録をすべての人々へ!―発掘調査報告書デジタル化の方向性を探る―」をテーマとするこのシンポジウムでは、遺跡の発掘調査報告書を電子化して公開するプロジェクトである「遺跡資料リポジトリ・プロジェクト」や全国遺跡報告総覧の経緯に関する報告、発掘調査報告書のデジタル化に関する基調講演・事例報告のほか、パネルディスカッションが行われます。また、シンポジウム終了後には、情報交換会が行われます。

参加費は無料、定員は200名です。

【日程】
2016年2月18日 13:00~17:30

13:00~13:10
 開会挨拶
  杉山洋(奈良文化財研究所企画調整部長)
  杉江実郎(島根大学附属図書館長)
13:10~13:20
 報告「遺跡資料リポジトリ・プロジェクトの経緯」
  矢田貴史(島根大学附属図書館 企画・整備グループ)
13:20~13:30
 報告「全国遺跡報告総覧の誕生」
  高田祐一(奈良文化財研究所企画調整部 研究員)
13:30~14:00
 基調講演「発掘調査報告書とデジタル化」
  水ノ江和同(文化庁文化財部記念物課 文化財調査官)
14:00~14:20
 事例報告「東北地方における全国遺跡報告総覧の展望」
  菅野智則(東北大学埋蔵文化財調査室 特任准教授)
14:20~14:40
 事例報告「長野・山梨・新潟3県の報告書のデジタル化について」
  石坂憲司(信州大学附属図書館 図書館専門職)
14:40~15:00
 休憩  
15:00~15:20
 事例報告「公立調査機関における報告書デジタル化の取り組み」
  中鉢賢治(静岡県埋蔵文化財センター 調査課長)
15:20~15:40
 事例報告「長崎県における全国遺跡報告総覧の取り組み」
  古澤義久(長崎県埋蔵文化財センター 東アジア考古学研究室 主任文化財保護主事)
15:40~16:00
 休憩
16:20~17:30
 パネルディスカッション
  コーディネータ: 小滝ちひろ(朝日新聞社編集委員)
  パネリスト: 高田、水ノ江、菅野、石坂、中鉢、古澤の各氏
17:30~18:00
 閉会
18:00~
 情報交換会(奈良文化財研究所 平城宮跡資料館講堂)

全国遺跡報告総覧シンポジウム(奈良文化財研究所)
http://www.nabunken.go.jp/fukyu/event2015.html#soran01

全国遺跡報告総覧シンポジウム開催のご案内(PDF: 3ページ)
http://www.nabunken.go.jp/info/2015/20151225_1.pdf

申し込み用紙(Excel)
http://www.nabunken.go.jp/info/2015/20151225_2.xls

参考:
E1700 – 「全国遺跡報告総覧」の機能と期待される効果
カレントアウェアネス-E No.287 2015.08.27
http://current.ndl.go.jp/e1700

奈良文化財研究所、埋蔵文化財の発掘調査報告書をインターネット上で検索・閲覧できる「全国遺跡報告総覧」を公開
Posted 2015年6月25日
http://current.ndl.go.jp/node/28750