米サンタクララ郡図書館 新OPACシステムが利用者に不評だったため、旧システムに戻すことを決定

米カリフォルニア州サンタクララ郡図書館が、2015年6月から新たに導入したOPACシステムについて利用者の評判が悪く、旧システムを望む意見が多いことから、旧システムに戻すことを発表しました。

不評だった新システムはInnovative社のEncore Discovery Solutionで、旧システムはBiblioCommons社の同名のシステムです。郡で実施した図書館調査で新システムに多くの不満が寄せられたため、旧システムに戻すことが決定されました。BiblioCommonsでは行えた読書リストの作成や利用者同士のつながりを作る機能がEncore Discovery Solutionには存在しなかったこと等に多くのクレームが寄せられたとのことです。

旧システムへの移行は2015年8月17日に実行されます。新システムへの移行前に作成していた読書リスト等も再び閲覧できるようになるとのことです。

Library users reject new online catalog – old one returning(Los Altos Town Crier、2015/8/12付け)
http://www.losaltosonline.com/news/sections/news/199-city-affairs/50850-library-users-reject-new-online-catalog-old-one-returning

Monday, August 17 – Online Public Catalog Change(Santa Clara County Library District、2015/8/12付け)
http://www.sccl.org/About/Staff-Posts/July-2015/Online-public-catalog-change