東京大学史料編纂所、同所所蔵「中院一品記」自筆原本を、大和文華館特別企画展「中世の人と美術」に出陳

東京大学史料編纂所が、同所蔵「中院一品記」自筆原本を、2015年8月21日から10月4日に大和文華館で開催される特別企画展「中世の人と美術」に出陳すると発表しています。

「中院一品記」は、2013年度より3年間の計画で奈良国立博物館内の文化財保存修理所にて修復作業が進んでおり、修復を終えて仕立て直す以前の機会を捉え、原状の接続状態に近い形で、同展覧会で展示されることになったとのことです。

一紙ごとに解体された修復中でなければ実現できない展示を試みるとのことで、京都大学からも出陳を仰ぎ、複雑なパズルを解くような原本の復元や、紙背文書(裏面の白紙が日記の書写に再利用されて残った文書)を元の書状の状態で並べるなど、研究の現場を実物で直観的に理解できるよう努めているとのことです。

史料編纂所蔵『中院一品記』の出陳のお知らせ [その他] (史料編纂所) (東京大学,2015/8/7)
http://www.u-tokyo.ac.jp/ja/news/notices/notices_z0206_00001.html

特別企画展 中世の人と美術(大和文華館)
http://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/exhibition/tyuuseinohitotobizyutu.html