情報処理推進機構(IPA)、文字情報基盤の約6万種の漢字を、JIS第4水準範囲の約1万種の漢字に置き換えを行う際の参照情報「縮退マップ(検証版)」を公開

情報処理推進機構(IPA)では、内閣官房IT総合戦略室、経済産業省とともに、人名等の正確な表記が求められる行政の実務に必要な約6万種の漢字を、情報システムで利用可能にするため、文字フォントの整備や文字コードの国際標準化を行う「文字情報基盤整備事業」を推進してきたとのことです。

IPAでは、この文字情報基盤の約6万種の漢字を、JIS X 0213で規格化された約1万種の漢字で置き換えて表記する際に参照するための「縮退マップ v.0.1(検証版)」を整備し、その利用方法を説明した「縮退マップ利用ガイド」(別紙参照)とあわせて、2015年3月31日に公開しました。

この検証版については、同日より意見が募集されており、2015年夏頃に正式版となるMJ縮退マップVer.1.0を公開する予定とのことです。

文字情報基盤の約6万種の漢字を、JIS第4水準範囲(JIS X 0213)の約1万種の漢字に置き換えを行う際の参照情報「縮退マップ(検証版)」を公開
http://www.ipa.go.jp/files/000044886.pdf

IPA文字情報基盤整備事業
http://mojikiban.ipa.go.jp/

MJ縮退マップVer.0.1(検証版)の公開(IPA)
http://mojikiban.ipa.go.jp/4141.html

縮退マップ利用ガイド(IPA, 2015/3/31)
http://mojikiban.ipa.go.jp/contents/2015/03/MJShrinkMapGuideV1.0.pdf