米ボストン大学、オプトアウト方式のオープンアクセス方針を策定

米ボストン大学のニュースサイトBU Todayで、ボストン大学が2015年2月半ばにオプトアウト方式のオープンアクセス(OA)方針を策定したことが報じられています。

ボストン大学は2009年にOAを推奨する方針を策定していましたが、この方針はオプトイン式でした。これまでにこのOA方針の下でオープンになっている査読論文の数は約1,400件で、年間4,000件を超えるボストン大学の研究者による論文の一部にとどまっていました。新たな方針では所属する研究者に対し、基本的に論文公開までに著者最終原稿の電子版を大学に提出することを求めています。提出された論文はボストン大学の機関リポジトリで公開されるとのことです。

BU Adopts Opt-Out Open Access Policy(BU Today、2015/3/25付け)
http://www.bu.edu/today/2015/bu-adopts-opt-out-open-access-policy/

Boston University Open Access Policy
http://www.bu.edu/library/files/2015/02/Open-Access-Policy-2015.pdf

参考:
米国ボストン大学、全学の教授・経営陣全会一致でOA推進方針を採択 Posted 2009年2月23日
http://current.ndl.go.jp/node/11982