LC法律図書館、EUの機密情報収集に関する法律についてのレポートを公開

2014年12月付で、米国議会図書館(LC)法律図書館(The Law Library of Congress)が、EUとその加盟国である英国、フランス、オランダ、ポルトガル、ルーマニア、スウェーデンの機密情報収集を規定する法律についてのレポート“Foreign Intelligence Gathering Laws”を公開しました。

レポートでは、EU加盟国がどのように諜報機関の活動を制御し、情報収集に制限を課しているのかについて、明らかにしているとのことです。すべてのEU加盟国は、共通の責任として、個人情報保護に関するEU法に従う必要があるとのことです。

また、2014年31日のブログ“In Custodia Legis”では、2014年にLC法律図書館で公開された法律関係のレポートが紹介されています。

Foreign Intelligence Gathering Laws(PDF;38ページ)(The Law Library of Congress, 2014/12)
http://www.loc.gov/law/help/foreign-intelligence-gathering/foreign-intelligence-gathering.pdf

Foreign Intelligence Gathering Laws(The Law Library of Congress)
http://www.loc.gov/law/help/foreign-intelligence-gathering/index.php

A Wealth of Law Library Reports in 2014!(In Custodia Legis, 2014/12/31)
http://blogs.loc.gov/law/2014/12/a-wealth-of-law-library-reports-in-2014/

参考:
“HeinOnline”提供の米国の歴史的な連邦政府資料が、LC法律図書館ウェブポータルで利用可能に
Posted 2014年10月16日
http://current.ndl.go.jp/node/27236