国境をまたぐデジタルコンテンツの送信において、利用を可能とする権利と複製権に関するEC助成の調査報告書が公開(欧州・北米)

国境をまたぐデジタルコンテンツの送信にあたっての、利用を可能とする権利と複製権との関係についての調査報告書“Study on the making available right and its relationship with the reproduction right in cross-border digital transmissions”が2014年12月19日に公開されました。欧州委員会が委託した、De Wolf & Partners社のSari DEPREEUW氏、Jean-Benoît HUBIN氏による報告書とのことです。

第1部では、利用を可能とする権利について、著作と所有権、法的な状況、暫定的な手段等を取り上げ、第2部では、米国、カナダ、EUにおける利用を可能とする権利と複製権との関係について取りあげているとのことです。報告書の末尾には、関連文献として、EU、ベルギー、フランス、ドイツ、スペイン、オランダ、英国、米国、カナダの判決が列挙されています。

Study on the making available right and its relationship with the reproduction right in cross-border digital transmissions(EC, 2014/12/19)
http://ec.europa.eu/internal_market/copyright/docs/studies/141219-study_en.pdf

News (Copyright)
http://ec.europa.eu/internal_market/copyright/news/