大日本印刷、図書館向けUHF帯ICタグシステムの発売を発表

2014年10月30日、大日本印刷が、図書館向けUHF帯ICタグ3種について2014年10月から販売を開始すると発表しています。2015年春には、自動貸出返却機やセキュリティゲートなどのUHF帯ICタグ機器4種の発売を予定しているとのことです。

図書館の蔵書管理システムとして、バーコードに代わって、書籍を重ねた状態での一括読取や不正持ち出しの検知が可能なICタグの採用が進んでいるとのことです。従来はHF帯ICタグが主流でしたが、今後は、通信距離が長く同時に多数の書籍を読取可能なため、作業の効率化が実現できるUHF帯ICタグの採用が増える見込みとのことです。

図書館向けUHF帯ICタグシステムを発売(大日本印刷, 2014/10/30)
http://www.dnp.co.jp/news/10104302_2482.html

参考:
大日本印刷、書籍専用ICタグとその高速実装技術を開発
Posted 2010年1月28日
http://current.ndl.go.jp/node/15708