“Documenting Ferguson”:ワシントン大学図書館(セントルイス)、黒人青年射殺事件のデジタルアーカイブを公開、コンテンツ提供を呼びかけ

ミズーリ州セントルイスのワシントン大学図書館が、2014年8月9日にミズーリ州ファーガソンで起きた白人警官による黒人青年射殺事件に関連して、その後の抗議活動等に関するコンテンツのデジタルアーカイブ“Documenting Ferguson”を公開し、またコンテンツの提供を呼びかけています。コレクションには現時点で写真などが含まれており、動画や音声、記事なども対象となっています。

同館のアフリカ及びアフリカンアメリカン研究の専門司書であるRudolph Clay氏によるコメントとして、多くのコンテンツはインターネット上で今見ることができたとしても一週間後には見られないかもしれないため、これらの資料を保存することに取り組むとの趣旨が紹介されています。

‘Documenting Ferguson’- free, online archive created by Washington University Libraries (Washington University Libraries, 2014/9/17付け)
http://news.wustl.edu/news/Pages/27397.aspx

Documenting Ferguson
http://digital.wustl.edu/ferguson/

関連:
米の黒人青年射殺、司法省が捜査拡大へ―非常事態宣言は解除(WSJ, 2014/9/4付け)
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052970203736504580133080937872888

米黒人青年射殺、警察への不信感浮き彫りに 世論調査(AFPBB, 2014/8/26付け)
http://www.afpbb.com/articles/-/3024164

黒人青年射殺事件でデモ続く米ミズーリ州、治安回復へ州兵投入(ロイター、2014/8/19付け)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0GJ0C520140819