北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第342号を刊行 – 「次世代のラーニングスペース」がテーマ

2014年9月16日、北米研究図書館協会(ARL)が、報告書シリーズ“SPEC Kit”第342号を刊行しました。今号のテーマは「次世代のラーニングスペース」です。

ARL参加館におけるラーニングスペースの配置や利用、過去10年間に起こった発展や変遷、将来計画等について調査したものとのことです。

報告書では、主に以下の5点について取り扱っているとのことです。

・現在設置されているラーニングスペースにはどのような種類のものがあるのか
・こうしたスペースはその導入時からどのように変化してきたのか
・これらのスペースがその他の図書館運営に与える影響
・ラーニングスペースで行われる研修、プログラムやコラボレーション
・ラーニングスペースの評価手法とこれらの評価に基づく変化や計画

本文は有料ですが、目次とサマリーは無料で公開されています。

Next-Gen Learning Spaces, SPEC Kit 342, Published by ARL(ARL, 2014/9/16)
http://www.arl.org/news/arl-news/3378-next-gen-learning-spaces-spec-kit-342-published-by-arl

SPEC Kit 342: Next-Gen Learning Spaces (September 2014)(ARL, 2014/9/16)
http://publications.arl.org/Next-Gen-Learning-Spaces-SPEC-Kit-342/

参考:
CA1804 – 研究文献レビュー:学びを誘発するラーニング・コモンズ / 米澤誠
カレントアウェアネス No.317 2013年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1804

CA1603 – インフォメーション・コモンズからラーニング・コモンズへ:大学図書館におけるネット世代の学習支援 / 米澤誠
カレントアウェアネス No.289 2006年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1603