英国研究会議(RCUK)、オープンアクセス方針の適用についての調査を開始:根拠に基づいた情報提供を呼びかけ

英国研究会議(RCUK)は、2014年7月14日から2014年9月12日まで、オープンアクセス(OA)方針の適用状況について、根拠にもとづいた情報提供を呼びかけています。

高等教育機関や研究機関を主な対象として、2013年4月に改訂したRCUKのOA方針の適用状況を調べるもので、RCUKが助成を行った研究の成果物がOAでの公開に変化していくような影響や効果があったのか、方針で求められている“グリーン”OAのエンバーゴ期間の遵守状況等、さまざまな項目について、実際の出版物の数など、根拠に基づいた情報の提供が求められているようです。

2014年末に中間報告がまとめられ、2015年前半に最終報告書がまとめられる予定とのことです。

RCUK launches call for evidence in Open Access Review
http://www.rcuk.ac.uk/media/news/140717/

2014 Independent Review of Implementation(RCUK)
http://www.rcuk.ac.uk/research/openaccess/2014-independent-review-of-implementation/

参考:
英国研究会議(RCUK)、改訂版OAポリシー準拠の解説文書を公開
Posted 2013年3月7日
http://current.ndl.go.jp/node/23039

E1495 – ゴールドOAに偏重した英国のOA方針に対する批判と提言
カレントアウェアネス-E No.247 2013.10.24
http://current.ndl.go.jp/e1495