公的助成研究成果のパブリックアクセスに向けた官民連携イニシアティブ“CHORUS”、出版者向けの実行指針を公開

2014年5月15日、公的助成研究成果のパブリックアクセスに向けた官民連携イニシアティブ“Clearinghouse for the Open Research of the United States”(CHORUS)が、出版者向けの実行指針を公開しました。

CHORUSへの参加を検討している出版者に対して、研究成果を支えた助成金の情報を集めてFundRefシステムへ登録することなど、CHORUSの技術的な要件等を紹介するものとのことです。

出版者を対象としてはいますが、それ以外の人にとっても、CHORUSについて理解を助ける文書となっているとのことです。

Publisher Implementation Guide(CHORUS)
http://chorusaccess.org/chorus-publisher-implementation-guide/

CHORUS Publisher Implementation Guide Version 1.1(CHORUS, 2014/5/15付)
http://chorusaccess.files.wordpress.com/2014/05/chorus_publisher_implementation_guide_v1-1.pdf

参考:
E1450 – FundRef―その研究助成はどのような研究成果を生んだのか?
カレントアウェアネス-E No.240 2013.07.11
http://current.ndl.go.jp/e1450

出版社・学協会が公的助成研究成果のパブリックアクセス拡大に向けた官民イニシアティブ”CHORUS”を提案(米国)
Posted 2013年6月11日
http://current.ndl.go.jp/node/23696

ARL、公的支援を受けた研究成果の共有や公開、保存のためのプロジェクト“SHARE”についての情報共有サイト“SHARE Knowledge Base”を公開
Posted 2014年5月22日
http://current.ndl.go.jp/node/26182