幼い頃に博物館・美術館等を訪れていた子どもは訪れていなかった子どもより読解・数学・科学の成績が良い(米国)

2014年4月21日付けの米国博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)のブログで、幼稚園に通うくらいの年齢時に博物館や美術館、遺跡を訪れていた子どもは、小学校3年生時の読解や数学、科学の成績が、博物館等を訪れていなかった子どもよりも高いとする調査結果が公表されています。

この調査結果は2014年4月に開催された米国教育研究協会(AERA)の年次大会で、IMLSのSenior StatisticianであるDeanne W. Swan氏が行った発表の中で示されたものです。分析によれば収入が低い家庭の子どもに限った場合でも、わずかではあるものの有意な差が認められることから、Swan氏はこの結果を博物館等における早期教育プログラムに関する興味深い発見であるとしています。

Children Who Visit Museums Have Higher Achievement in Reading, Math, and Science(UpNext: The IMLS Blog、2014/4/21付け)
http://blog.imls.gov/?p=4792