英国学士院、人文学および社会科学分野のジャーナル出版へのOA方針の影響についての調査レポートを公開

2014年4月17日、英国学士院(British Academy)が、人文学および社会科学分野のジャーナル出版にオープンアクセス(OA)方針が与える影響について分析を行ったレポート“Open access journals in humanities and social science”を公開しました。

このレポートでは、英国以外のジャーナルがどのぐらい英国のOA方針、特にグリーンOAの方針に合致するものであるか、分野による“利用半減期”、図書館の収集方針とエンバーゴがそれにどの程度影響するのかなどについて分析されているようです。

British Academy report offers new evidence about the impact of Open Access journal publishing(British Academy, 2014/4/17付)
http://www.britac.ac.uk/news/news.cfm/newsid/1080

Open access journals in humanities and social science(British Academy)
http://www.britac.ac.uk/openaccess/index.cfm

Open access journals in humanities and social science(British Academy)(PDF 108ページ)
http://www.britac.ac.uk/templates/asset-relay.cfm?frmAssetFileID=13584

参考:
E1495 – ゴールドOAに偏重した英国のOA方針に対する批判と提言
カレントアウェアネス-E No.247 2013.10.24
http://current.ndl.go.jp/e1495

英国下院のBIS委員会のゴールドOA偏重路線に再考を促すリポートに、政府が回答としての特別報告書を刊行
Posted 2013年11月29日
http://current.ndl.go.jp/node/24969